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こちらは制作による、E-BOOK版Fuji Driving School | Student's Manualの20ページ目の内容です。
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合流のタイミング

  • もうひとつ、優先権にかかわる要素は同着というタイミングである。対面道路と交差する道路の流れのなかで1台の車両と同着した場合、交差する道路の右側にある車両が優先。もしあなたから見て同着の車が左側にいる場合、優先権はあなたにある。 複数の車両と同着した場合、あなたから見て常に一番右に位置する車両が第1優先、 その次が第2優先となる。そしてあなたが 一番左に位置する車両であればあなたは優先の順位が一番最後となる。

    最後に、対面交通同士で同着という場合、 先述の大原則である直進が第1優先、右折が第2優先、そして左折が第3優先という規則を遵守する。なお、左折待ちが必要なタイミングでは、あなたは必ず交差点中央付近に進み、ストレートポジション(前輪のタイヤと車両の傾き両方)にして待機することを忘れないようにすること。

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    優先権を制御する信号、道路標識

次にSTOPサインが全部の道路(All Way Stop)にある場合は、基本的に十字路 の交差点と同様である。逆に全部の道路にSTOPサインがない場合、優先権は先入車にあり、どの車両も他のドライバーに注意して通行する。また、一つだけ STOPサインがない道路がある、即ちその道路を除いた他の道路にはSTOPサインがある場合、そのひとつの道路が常に優先道路であり、他の道路から来た車両はAll Way Stopのルールに従うことになるので特に注意する。

●他のドライバーとのコミュニケーション

優先権において、他のドライバーとコミュニケーションをとる場合がある。 コミュニケーションが必要になる典型的な例として、パラレルパーキング(縦列駐車)や3ポイントターン、また、横断歩道付近での歩行者や火急な対応が必要な場合が挙げられる。それ以外に救急車両やスクールバスのドライバーとのコミュニケーションが必要な場合もあるが、いずれもまず優先権を判断基準に安全な対応が求められる。