1
運転に対する考え方・態度 (Attitude)
ドライバーは社会的役割、また事故を起こした場合の影響などを認識し、安全運転をを心がけること。道路を安全に利用するため「交通ルール」が定められているが、互いの「思いやり」や「譲り合い」の気持ちが必要であり、油断や過信をせずに日々緊張感を持ち、運転すること。
2
健康・体調 (Physical Fitness)
ドライバーは平行感覚などの基本的感覚を身につけると同時に健康管理をすること。過労状態が続いている場合や、運転中に体調の異常を感じた時に、無理に運行を続けると非常に危険であることを理解し、運転に支障を来す可能性がある体調の異常を少しでも感じた場合は運転を控えること。また、風邪薬などの眠気を招く薬の服用も居眠り運転や事故の要因になるため、服用した際は運転をしないこと。
3
精神的健康 (Mental Fitness)
事故の要因となる精神・心理的要因としては運転技能への過信、焦る気持ち、興奮状態などがある。自分の運転技能を過信すると集中力がなくなり、無謀な行為や見落とし・見誤りを起こし、重大な事故につながり、また急いだり、焦りすぎるとスピードを出しすぎたり、信号無視など危険な運転をしがちになるので、充分に気をつけること。
4
感情的健康 (Emotional Fitness)
運転するにあたって感情は影響力があるので感情をコントロールできる能力を身につけること。イライラしたり、興奮状態での運転は的確な判断ができないばかりでなく、他のドライバーの運転も気に障り、攻撃的な行動を起こしがちになるので気をつける。