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こちらは制作による、E-BOOK版Fuji Driving School | Student's Manualの46ページ目の内容です。
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    前の車に1m程接近して停車し、ギアをパーキングに入れて完了する

    車と縁石の間が規定の30cm以内に寄っているか確認して、寄りが足りなければさらに寄せ直す。その際、前後どちらでも微調整がより簡単な方向に車を移動して寄せ直す。ハンドルを戻し(大体右に2回)、タイヤを真っ直ぐにする。最後に直前の車に1mまで接近して停車し、ギアをパーキングにシフトして駐車完了を試験官に告げる。この時に初心者は縁石に平行を保たず左にアングルが反れる傾向があるので注意する。

●3ポイントターン(3 Point Turn)

  • 3ポイントターンは前後3回のターンで車の方向を180度反対側に向ける動きのことをいう。運転技術上、難しいコントロールはないが、双方向の道路を一旦は横切ることになるので、通行中の車両に対する注意が必要。ターンの最中に予期せぬ車の接近があった時にドライバーがどう対処するかも試験官の関心事の一つ。この時の対応の善し悪しがテストの合否を決めると言える。

●3ポイントターンまでのステップ

1

プルオーバー(Pull over)/右側の縁石に沿って停車する

試験官からプルオーバーの指示が出たら、右にシグナル(方向指示器)を出して、目標のスペースを見定め、十分スピードを落として縁石まで60 cm ~1mの範囲に車を寄せる。

ここのポイントは、試験官の指示にすぐ対応できることである。試験官はプルオーバーの指示を出したタイミングの前方2~3秒の距離にあるスペースを指していることが多いので、指示が出てからすぐに反応を起こし、適切なスペースに寄せられよう繰り返し練習する。またここで大事なことは、目標の場所にプルオーバーするまでに3ポイントターンの展開が容易にできる地点を見定めて車を止めることである。直前に他の車両がある、反対側車線に障害になりそうな車があるなど、展開を考えずにプルオーバーすると、失敗する確立が高くなる。