●ハンドルの練習と実際
滑らかなハンドルの握り方については、インストラクターの手本を見る。Over handを原則として、両手、両腕が交差した時の滑らかな動き、Over handと送りハンドルの違いと操作性の善し悪しを理解する。練習はエンジンをかけたまま、車を停止状態で行う。
上記の要領で、ハンドルのホームポジションから右に1転半を
一気に回し切る。
同じくハンドルのホームポジションから左に1転半を
一気に回し切る。
ハンドルの左ポジションから右ポジションまで3回転を
一気に回し切る。
ハンドルのホームポジションから右3/4回転を2~3秒で
回し切る。リカバリーについては4~5秒で戻し切る。
ハンドルのホームポジションから左3/4回転を2~3秒で
回し切る。リカバリーについては4~5秒で戻し切る。
※動きが安定するまでは各ステップを数回行うこと
Note: 「ふらつき」
「ふらつき」とは右左折の時や、路肩に寄せたり(Pull over)道路に進入したり (Pull out)する時、曲がり終って縁石やセンターラインに平行な直線運動の切り替えがうまく出来ない動きをいう。
「順手と逆手」とは、ハンドルを外側から握る手使いを順手といい、右手か左手 のどちらかがハンドルを内側から握る手使いを逆手という。逆手は早いハンドル の操作や、一回転以上のハンドル操作に不向き。逆手は路上テストの場合、順手でハンドル操作するよう試験官から注意を受けることが多いので避ける。
※「ハンドルのホームポジション」とは、タイヤが真直ぐの方向になっている場合のハンドルの位置をいう。